私が「言葉」を大切にする理由

相手に意見がなかなか伝わらない。
理解してもらえていない気がする。
自分の思っている通りに物事が進まない。

ついモヤモヤした経験はないでしょうか…?

誰一人として同じ人はいないから、私たちは表現を通じて自分でない相手に知ってもらい、コミュニケーションのきっかけとします。
それでも表現が適切でないと相手にも伝わらず、物事が進まない。
ある種全ての根元になるのです。

表現にもさまざまありますが、今回は組織が動くにあたり必要になる「言葉」について考えてみたいと思います。

定義は人それぞれ異なる「言葉」

アメリカ・メリーランド大学の研究結果によると、男性が1日に発する単語数は平均7,000語。
女性が1日に発する単語数は平均20,000語とも言われています。

女性はお話好きとの話もありますが、日々これほどの言葉を発しているんですよね。

それでもある一つの言葉をとってみても人によって解釈はさまざま受け取ることができてしまう、時に厄介な存在です。
だからこそ、自分なりの言葉で語るにも少し意識がすることが必要です。

  • 誰にでも分かりやすく伝えること
  • 伝えたい内容をストーリーにする
  • アウトプット場所として適切な場所に出すこと

ある言葉を選択する際、無意識に選ぶことも多いでしょう。
過去の経験や価値観によるもの。
「誰にも、分かりやすい、表現にすること」これが意外と難しい。
つい、この言葉を使った意味は?と思ってしまったら再度考え直す必要があります。

さらには内容も、つい最後まで見たく聞きたくなる面白い、共感するものである必要があります。
すでに世の中にはたくさんの情報が集まっているからこそ、特に世の中に出すときには心がける必要があります。
「あなたらしさ」が伝わる出来事・その想いなどを掘り起こすこと。

最後は手法の話ですが、動画・文章などその内容はどんな形であれば届けたい人に届くのか?
プラットフォームもさまざまある今、誰にどんな形で伝えていくのが適切か?考えることが必要です。

携えたい自分と相手の調整役「編集者」

一人で考えてみたら、誰かに聞いてみましょう。
自分では伝わっていると思っても、意外に「伝わらない」と思うことも多々あります。

雑誌や漫画には編集者がいますよね。
世の中と作者の間にたち、作者が伝えたいこと・世の中の知りたいことの間を調整する役割です。

私も企業で広報の仕事で常々「社会のトレンドは◯◯だから、△△のネタを××の切り口で出してみよう」と編集者の視点で考えています。

何か物事を始める時。
組織をまとめたい時。
言葉によって、自分以外の誰かの心を動かすことができます。
だからこそ自分の言葉を分かりやすく伝えていくことが必要です。

最後に、私が「言葉」について常々考えていることをお伝えします。

言葉は脆いです。怖くもあります。
でも言葉によって、希望につながること・幸せを感じることもある。

私は後者でありたいなと思っています。

私のコーチングのセッションでは、言葉を大切にしています。
うまく伝わらない、を共に乗り越えていきましょう。

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